いろいろなお米たち
日本人がふつう食べているお米。
もみからもみ殻(がら)だけをとった、食物繊維(しょくもつせんい)とビタミンB類がたっぷりのお米。
日本に最初につたわったお米。
日本に最初につたわったお米。
ごはん特有のあまい香りが強いお米。白米にちょっとまぜて炊くだけでも、いい香り
1本の稲穂(いなほ)から約70粒とれます。昔、もみを入れておいた米俵(こめだわら)1俵(いっぴょう)は60kg。
もみを乾燥(かんそう)させ、もみすりをしたお米。ぬかと胚芽(はいが)がのこっています。
玄米からぬかと胚芽をのぞいた〔精白(せいはく)した〕米。
お米は、でんぷんだけでなくたんぱく質や脂肪(しぼう)、カルシウム、ビタミンもバランスよくふくんだ食品。 白いごはん一杯(150g)のエネルギーは222キロカロリーです。
外皮(がいひ)につつまれた玄米は、クリにたとえれば渋皮(しぶかわ)がついている状態。圧力なべで炊いても、少しもそもそした感じが残りますが、食物繊維(しょくもつせんい)の量や栄養価は白米よりも上。ヘルシーだし、味もそぼくで好きだという玄米ファンもいっぱいいます。玄米の精白(せいはく)には、コンピュータ精米機(せいまいき)も活やくしています。
1.実がつまって重いのがよい種もみ。芽や根が力強く出て、病気にもかかりにくい種です。悪い種もみは実が軽いの塩水に入れると、うきます。
2.えいがわれてまず芽、つづいて根が出てきます。根が3mm以上になると表面にこまかい根毛(こんもう)が生えます。
3.土の中からいっせいに白い芽が出てきます。3日ほどで、芽の中から緑色の第1葉〔不完全葉(ふかんぜんよう)〕があらわれます。
4.第1葉の中から第2葉〔完全葉(かんぜんよう)〕がのびてきます。苗が育つにつれて、種の中の胚乳(はいにゅう)はなくなっていきます。